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モノをツクルコト、junkなモノたち、naturalなイキカタをこよなく愛し、ローカルな土地で森の住人となり、日々こつこつとモノづくりにはげむ
by sugardrop5
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あれから、1年が経とうとしています。
今もなお余震が続いて、またいつ大きな地震が起きるかと、1年が経とうとしているのに、不安な気持ちのまま一向に休まることはありません。被災地での生活を思うと、本当に想像し難く、言葉にできない思いです。今もなお、がれきの処分も進んでおらず、大きな復興の妨げになっているのが現状です。がれきの受け入れが、私の住む街でも始まろうとしています。積極的にがれき受け入れをする自治体がある一方、放射能への不安感から、受け入れ拒否する自治体もあることが、より復興への道を遠ざけているのも現実問題あるのです。私自身、正直できれば受け入れはして欲しくない思いが半分、でもこのままじゃいけないよねっていうのが半分、とても複雑な思いで、受け入れを見守っている状況です。

友人のYちゃんが言っていました。
「自分の街が、被災地になにか協力しようとしていることに、心の中で賛成するだけでも力になる」と。
いろんな情報が飛び交う中で、何が真実で何が虚偽で、そんなの分らない。報道された数値や結果が本当か嘘かも分らない。
またYちゃんの言葉を思い出しました。
「自分がどう感じて、どう納得するか、しないか。」

Yちゃんは、仕事の傍ら、現地へ赴き、がれきの撤去作業や、現地での復興への手助けなどをして、直向きに頑張っています。それと並行して、復興支援のための「願いだるま」の販売も積極的に行って、被災地のために活動をしています。
ひとつひとつ手作りの起き上がりこぼしの小さなかわいいだるまさん、名付けて「復興支援願いだるま」。ひとつ300円で販売されています。売り上げは全額寄付されます。若手和尚さんたちが立ち上げたボランティア団体が取り組んでいる活動のひとつです。その他にも仮設住宅への炊き出しや、必要物資の購入等の活動もされています。
ブログでそのことを知って、私も少しでも力になれたら、微力でも何か出来たらと、自分の中で眠りかけていた思いをたたき起こすように、強い思いが沸々と湧いてきました。

この記事を読んでくださっている皆様の中で、このプロジェクトに賛同して下さる方がおりましたら、こちらのブログまで。店舗で販売を希望される方も募っているそうです。

まだまだ遠く先にある復興への距離が少しでも近くなることを願って。
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by sugardrop5 | 2012-03-03 00:20 | information
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